世界的指導者の小澤征爾氏がフェスティバルを開催する本拠地として選んだのが「長野県・松本市」です。
長野県は、本州の中央に位置し、古くは信濃国と呼ばれていました。8県に隣接し、東西約120km、南北約212km、本州では第3番目に大きく、諸山岳が重なり合い「日本の屋根」と呼ばれる標高3,000m前後の高山が四方を囲む、美しく豊かな自然に恵まれた県です。1998年の冬季オリンピックの開催会場として世界的に「ナガノ」の名が伝わりました。
松本市は、その長野県の中央に位置する人口約24万人の国宝松本城の城下町です。北アルプスに代表される雄大で豊かな自然と、国宝松本城、国宝旧開智学校など歴史的文化遺産に恵まれた県央の中核都市として教育・産業に均衡のとれた街として発展してきました。
北アルプスの玄関口として多くのアルピニストを迎える「岳都」、スズキ・メソードやセイジ・オザワ 松本フェスティバルに代表される音楽の「楽都」、国宝旧開智学校や旧制松本高等学校当時から受け継がれてきた学問教育を重んずる「学都」の「三ガク都」を標榜しております。
フェスティバルの期間中は、各ステージに合わせ、地元独自の関連イベント(歓迎吹奏楽パレード、ウェルカムストリートライブ、フェスティバル展など)が数多く展開されるとともに、街中にはフェスティバルカラーの旗が棚引き、フェスティバル一色に染まります。
旧市街をはじめ、上高地や美ケ原高原、安曇野などの観光地も多く、日本全国や海外からも年間を通じて多くの観光客を迎えています。